コスパ抜群の定番ルアー「鉄PAN Vib」の発売から数年。
そんな、人気シリーズに新たなブレードタイプが登場しました。
今回は、2021年にジャクソンからリリースされた「鉄PAN Blade(15g)」を紹介します。
スペック

| サイズ | 49mm |
| ウェイト | 15g |
| タイプ | シンキング |
| レンジ | - |
| フック | #14 |
| リング | - |
特徴
ガンガン使える特攻系メタルバイブ「鉄PAN Vib」の血統を受け継ぐスピンテールジグ。
しっかり飛んで強アピールするブレード系としての基本を忠実に守りながら、ストレスフリーで使える設計にこだわったアイテムです。
鉄板プレートを鉛で覆うボディ設計により高い強度を確保したことで、衝撃によりラインアイやフックアイが曲がってしまうといったトラブルを防止。
さらに、リアフックとブレードを連結させたことで互いに干渉しにくくなり、トラブルでのタイムロスを大幅に軽減しました。
シーバス、青物、ロックフィッシュなど、あらゆるソルトゲームで使いやすい鉄PANシリーズの新たなモデルです。
インプレ
プレビュー
2018年に先行したTPB-20、28に続く軽量・小型モデルとして発売した「TPB-15」。
軽量ながらブレードを含めた全長は10mm程度と存在感があり、全体のデザインやヘッドのバンパーなどから、どことなく「鉄PAN Vib」の面影を感じることができますね。
大きな特徴としては、鉄板プレートを内蔵した高強度ボディ、ボトムの着底感知や衝撃緩和に役立つボトムバンパーシステム、リアフック直結型のウィローブレードなど。
というわけで、そんな”安い・強い・シンプル”な鉄PANブレードの使用感を早速レビューしていきます。
レビュー
飛距離はPE1号で55m程度。
サイズ、ウェイト的に誰でも軽快にキャストでき、狙ったポイントへのアキュラシーも良いです。
前方重心でまっすぐ飛んでいき、着水後は頭下がりで素早く沈下。
着底時の感度が高く、やや風のある状況や離れたスポットでもしっかり底を取りやすいです。
巻き出しは軽快ながら、立ち上がりの初動やレスポンスは低め。
アクションは、水平スイム姿勢のウォブリング+ブレードアピール。
巻き感は、軽い引き抵抗ながらウォブリングアクションが感じられるためかなりバランスの良い印象です。
アクション域は、ファスト〜ミディアムあたり。
ただ巻き以外では、ストップ&ゴーやリフト&フォールといったアプローチも可能。
フックとブレードが絡むことはないですが、糸絡みは時々あるのでサミングやテンションフォールなどでラインを張った状態を意識すればトラブルもかなり低減できます。

早巻きでドンでした。
短い時合い中では、タイムロスを極力減らせてスピーディーにアプローチできるのが良いですね。
良い点
安さや頑丈さはもちろん、操作性と快適性に優れた高速系スピンテールという印象。
着底感度の高さや早巻き向きの性能は誰でも使いやすく、巻き続けても疲れにくい軽快な引き抵抗も魅力。
「巻き疲れ」「アクションがわかりにくい」「テーリングしやすい」など、これまでスピンテールが苦手だった人でも、TPBはボディが振動することでメタルバイブに近い操作感で扱えるのも隠れた利点です。
TPB-15は、小場所やシャローエリアにも向いていて、他のルアーでは攻めにくいポイントも臆せず攻められるでしょう。
操作性+快適性+耐久性+低価格
気になる点
他のスピンテールに比べて飛行の安定性は気になります。
基本的な飛距離は充分ながら、横風が強い時なんかは結構煽られやすい印象でした。
また、フックもシーバスゲームには小さいサイズ(#14)でリアにはブレードが直結しているため、耐久性や錆びなどには充分注意したいポイントです。
安定性+フック
使いどころ
小〜中規模な河川・河口・干潟・港湾などでおすすめ。
デイゲームや明暗のシャローゲームはもちろん、水がクリアな見切られやすい状況でも効果的です。
ベイトは、春〜夏のマイクロベイトやイナッコパターンなど。
逆に、スローなアプローチ、荒天時や濁りの強いポイントでは特徴を活かしにくく、フックサイズ的に大型のシーバスや引きの強い青物には不安があります。
河川/河口/干潟/港湾
総評
今回は、ジャクソンの「鉄PAN Blade(15g)」を紹介しました。
使いどころやフックの状態に気を付ければ、”安い・強い・速い”の入門機としてもおすすめなスピンテールジグです。
おすすめ度
:4.0

