高浮力ながら、その存在感と使いやすさが魅力のウェイクベイト。
表層のサーチや激浅ポイントにもハマりやすく、今では多くのミノーがリリースされていますね。
今回は、2020年にポジドライブガレージからリリースされた「スパンクウォーカー90F」を紹介します。
スペック

| サイズ | 90mm |
| ウェイト | 14g |
| タイプ | フローティング |
| レンジ | 0〜20cm |
| フック | #3 |
| リング | #4 |
特徴
RED中村氏が代表を務めるポジドラのお手頃サイズなフローティングミノー。
その大きさから使いにくさのあった「スパンクウォーカー133F」をもとにダウンサイズ化、タックルやフィールドを選ばない汎用性のあるモデルとしてリリースされました。
マグネット式重心移動による飛距離にくわえて、精密ピッチの焦らし系ウェイクアクションや引き波アクションで水面直下を広範囲にアピールします。
操作は至ってシンプルで、ただ巻きとロッドティップの角度調節のみ。
イナッコパターンをはじめとする初夏〜秋にかけての主要なシーズンに対応可能で、大型シーバスにも難なく対応できる強さも持ち味です。
インプレ
プレビュー
かわいらしい丸みのあるボディと肉厚で扇状に広がるリップからなる中型サイズのウェイクベイト。
ポジドラならではのオールドライクなデザインが印象的で、このサイズにしては大きめの#3フック、#4リングを採用しているのも特徴です。
レビュー
飛距離はPE1号で45m程度。
キャストフィールは軽快で、ウェイトが移動する際にカチッと音がすれば毎回安定した飛行姿勢で飛んでくれます。
ただし風の影響を受けやすいので、天候次第で使いにくさを感じるかも。
着水後は軽いワンアクションでウェイトが戻り、トルクのある力強い泳ぎ出しも良好。
低速域からしっかり水を押してアクションしてくれます。
基本アクションはウォブリングの効いたウォブンロールと引き波アクション。
ファストでは20cm前後をブリブリと激しくアピールし、スローでは水面をユラユラと引き波を立てながらアプローチ可能。
ミディアムスローあたりでこの変化が起きますが、基本はユラユラな”焦らし系アクション”をギリギリキープするくらいのスピード感がおすすめ。
シーバスを焦らしつつ、流速変化などでフラッと傾く瞬間がバイトきっかけになりやすいです。
また、浮力を活かした水平スイム姿勢とファスト〜デッドスローまで広いアクション域も特徴。
ロッド操作による絶妙な引き波コントロールやパニックアクションでアクセントを加えてみるのも有効です。
良い点
表層のレンジキープ力に強いアクションや引き波など、ウェイクベイトらしい性能をしっかり備えつつ飛距離もそこそこ出せるルアーです。
注目なのは、アクション域の広さと水押しの良い強い抵抗感。
ウェイク系に不慣れな人でもルアーの挙動を捉えやすくサイズダウンで使いやすくなりました。
フックサイズも大きいため、大型シーバスにも難なく対応可能です。
操作性+アクション域
気になる点
同サイズの表層系ミノーと比べればスレやすさが課題。
高活性時ならワンチャンありですが、小場所では単発で終わった記憶しかないので、同じアプローチで粘りすぎに注意です。
また、早巻きだと重き重り感もあり、瞬時に巻く・止めるといったクイックな動きも苦手なタイプです。
スレ対策
使いどころ
小〜中規模の河川、干潟などのシャローエリアで使うパイロットルアーとしておすすめ。
とくに、汽水域やその流入河川などでは特徴を活かしやすくオープンエリアも対応可能で、波動の強さを活かして大きめのベイトに付いた高活性なシーバスや大型狙いに効果的です。
逆に、プレッシャーの多い人気スポットや足場の高い釣り場は苦手なので、同じアプローチで粘りすぎない点に注意。
水面が凪の状態は見切られにくい引き波アクション、波立てば潜ってブリブリ泳がせるなど状況に応じた使い分けも可能なので、基本はフレッシュな魚を狙ったアプローチがおすすめです。
河川/河口/干潟
総評
今回は、ポジドライブガレージ「スパンクウォーカー90F」を紹介しました。
強い引き抵抗とアピール力、広いアクション域など、サイズ以上のスケール感がありながら小場所にも対応できるウェイクベイト。
着水後にウェイトさえ戻せば、あとはシンプルな操作で魚をしっかり寄せられるのでウェイクベイトの入門機としても優秀です。
おすすめ度
:3.5