ミノー

【コモモ 125 カウンター】インプレ/飛距離・立ち上がりUPの仕事人

シャローランナーの名作「コモモ SF-125」を以ってしても容易に釣れないのがシーバスゲーム。

そんな苦境を打破すべく登場したあのカウンターミノーがMRD搭載で完全リニューアル。

今回は、2011年にアムズデザイン/アイマからリリースされた「コモモ 125 カウンター」を紹介します。

スペック

サイズ125mm
ウェイト22g
タイプサスペンド
レンジ30〜60cm
フック#4
リング#3

特徴

コモモのカウンターモデルとして発売された定番フローティングミノー。

2022年にリニューアルした今作は、新重心移動システム「MRD」を搭載し、飛距離と立ち上がり性能が大幅に向上しています。

コモモとしての基本性能はそのままに、SF-125よりも一枚下のミッドシャローレンジをよりナチュラルなアクションで攻略可能。

投げて巻くだけのシンプルな操作と、河川のドリフトに向いた絶妙なレンジ設定とウェイトバランスによってスレたランカーシーバスにも最適です。

インプレ

プレビュー

外観は新型の「コモモ SF-125」と全く同じながら、重量が4g増した海水サスペンド設計のカウンターモデル。

アイマの重心移動システム「MRD(Magnetic Rebound Driving)」は、キャスト時に磁着していた白いウェイト部分が後方へスムーズに移動。

その後、テール部にあるマグネットとの反発力によって完全に接着することがないため、わずかな巻き出しでもスムーズに前方へウェイトが回帰しやすいのが特徴です。

コモモと大きく異なる点は、ボディ内部のフロント/リアにそれぞれ”カウンターウェイト”が配置されており、これによりアクションを抑制+安定化する効果も生まれています。

また、旧型コモモカウンターと比べると、4g増量、太めのシルエット、凹型のコンケーブ状ヘッド、テールスリットが大きな変更点でしょう。

内部構造はタングステン球×2→MRD、ウェイトは18g→22g、対象レンジは30〜40cm→30〜60cmに。

見た目もスペックもややスケールアップ化したのが「22 コモモ 125 カウンター」といえます。

レビュー

飛距離はPE1.2号で65m程度。

キャストフィールも飛行姿勢も素晴らしく、サブサーフェイスミノーとしてはかなり優秀。

強風時はさすがに難ありですが、多少の風なら安定して飛びます。

テールから着水後、海水では静止状態をキープ、汽水では水平姿勢でデッドスローに沈下。

立ち上がりは、かなり少ない入力でもウェイトが戻りやすく、低速域から早めにアクションと引き抵抗を感じられます。

アクションは、水平スイム姿勢のロール主体のウォブンロール。

コモモよりウォブリング要素もカットされており、よりストレートアクションに近いのが特徴。

巻き感は、充分な引き抵抗に軽めのロールアクションがあり、過度なスカスカ感や巻き重りは感じません。

体感的にもかなりレンジは入るようになり、引き抵抗もアップしてます。

アクション域は、ファスト〜スローまで幅広く対応。

もちろん、超低速域ではコモモの方がしっかりアクションしますが、動かさないアプローチならコモモカウンターもかなりおすすめです。

ただ巻き以外では、ドリフトやストップ&ゴーなどが効果的で、とくに河川・河口のドリフトではかなり強力なルアーとして有名。

フック絡みなどのトラブルも少なく、ボディの耐久性も充分といえます。

この日の”答え”は、カウンターの超デッドスロー。

鬼渋い状況だけに、粘りに粘って辿り着いたこのルアーならではのハイライト的な一本でした。

良い点

飛距離とスレ対策に優れたサブサーフェイスミノーです。

コモモカウンターという名前の通り、通常モデルより「飛ぶ・一枚下・動かない・水馴染み」が利点で、やや沈む汽水域ではとくに流れの噛み合わせとレンジの調整が重要な気がします。

また、飛距離や立ち上がりも優秀なため、従来のミノーよりも圧倒的に引き代が長く確保でき、ライン先行ドリフト時の操作性や快適性もかなり良好です。

スレや大型シーバス対策にハマりやすく、ハイシーズンを中心に多くの様々なシーンで使いやすくなりました。

飛距離+スレ対策

気になる点

22モデルは、ヘッドの形状的にスナップの取り付けがしにくいのが難点。

全体のシルエットや水押しがやや大きく、体感的にもレンジが入るようになっているため、旧型に馴染みのある人ほど違和感を感じやすいと思います。

また、流通量は豊富ですが価格はやや高めです。

価格

使いどころ

中〜大規模の河川・河口・干潟・サーフなどのシャローエリアにおすすめ。

流れの速い広大なフィールドにマッチしやすく、サーフや磯といった風波の影響を受けやすいポイントにも最適です。

また、緩い流れの汽水湖でも流れの効いた潮や流れ込みに入れてナチュラルに誘うのも有効。

ベイトは、イナッコ、イワシ、サッパ、バチなど、多くの釣り場やシーズンで使いやすいアイテムでしょう。

逆に、パイロットルアーとしてのサーチ能力や止水域で使えるシャローランナーとしては不向きなアイテムです。

河川/河口/干潟/港湾/サーフ/磯

総評

今回は、アムズデザイン/アイマの「コモモ 125 カウンター」を紹介しました。

MRD搭載により価格なりの高スペックさを有した一本ですが、コモモよりも飛距離とスレ・低活性時に強い特徴から、アングラーによっては意外と使用機会の多くなるミノーかもしれません。

おすすめ度

[star40]:4.0

その他おすすめルアー

アイマ「コモモ SF-125」

シーバスルアーの中でも指折りの名作シャローランナー。

快適な遠投性と引き抵抗の良さはどんなフィールドにも対応しやすく、ビギナーが”最初に買うべきミノー”としてもおすすめできる一本です。

  • この記事を書いた人

Yuki

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