バスデイの「レンジバイブ」といえば誰もが知る名作ルアー。
実は、そんな王道シーバスバイブの名を冠したメタルバイブがあるのをご存知でしょうか。
そこで、今回は2016年にバスデイからリリースされたメタルバイブ「レンジバイブ70 アイアン」を紹介します。
スペック

| サイズ | 70mm |
| ウェイト | 26g |
| タイプ | シンキング |
| レンジ | - |
| フック | #8 |
| リング | #2 |
特徴
”レンジバイブの血統を頑なに守り、その世界を広げるメタルバイブ”。
シリーズ特有の軽い引き抵抗やローリング主体のナチュラルアクションはそのままに、圧倒的飛距離と沈下速度によって攻略の幅を大きく広げたアイテム。
スタンダードな70mmながら26gのウェイトによって、ラフコンディション時でも既存のES、TGモデル以上に遠く深いゾーンへコンタクト可能です。
対象魚はシーバス、チヌ、フラットフィッシュなど、レンジバイブに劣らず様々なターゲットを視野に入れた直系モデルです。
インプレ
プレビュー
サイズ感も見た目もレンジバイブらしい仕上がりの70IRON。
後方はスリムシェイプに、長くワイドなテールと上部にはエッジの効いたフィン付いた特徴的なデザイン。
また、ホールアイにはあらかじめスナップが装着されており、性能を最大限引き出すことはもちろん誰でもすぐに使用できる利点があります。
というわけで、今回は冬の短い間ですが実釣も兼ねて使用してみました。
レビュー
飛距離はPE1.2号で70m程度。
飛行姿勢はそこそこで気になるほどではないです。
ただ、キャスト時にしっかりオーバースローを意識しないと回転しやすい印象。
着水はやや派手なタイプですが、荒天時は逆にわかりやすいのもメリット。
頭下がりの素早いフォールが特徴で、シリーズの中でもスケール感・スピード感はトップクラスでしょう。
着底感度も高いのでしっかり底が取りやすいです。
立ち上がりはやや鈍いですが、同クラスのメタルバイブと比較すれば普通です。
アクションは、水平スイム寄りのタイトバイブレーション。
ややウォブンロール的な動きもあり、鉄板系ながらナチュラルかつ滑らかな泳ぎを見せてくれます。
巻き感は、軽快ながらアクションもしっかり伝わりやすく、巻く・止めるといった動作もスムーズに行えます。
アクション域は、ファスト〜スローまで幅広く対応し高速・低速のどちらにも振れるニュートラルな仕上がり。
ロッドアクションはやや苦手なオートマチックタイプ。
テーリングなどのトラブルも時々起こります。
ただ、適度なリフト&フォールやジャークならそつなくこなせるので、ただ巻きで食ってこないときにはアクセントになりそうです。
というわけで、実際に魚を求めてフルキャスト。
ドン。
きたー!!
?

お前かーい。
ってことで、寒いし帰宅しまーす!
良い点
シリーズならではのアクションにくわえて、汎用性と快適性に優れたメタルバイブという印象です。
投げる・沈める・巻くといった操作をスムーズに行える使用感は、テンポ良くランガンまたは一ヶ所で粘り強く探る釣りのどちらも無難にこなせます。
特筆すべきは、レンジバイブらしい水平姿勢に近いナチュラルなタイトアクションをメタル製でもしっかり再現している点でしょう。
と、いろいろ挙げてますが、愛好家にとっては「より遠く深いゾーンを”レンジバイブ”で狙える」ことが何よりも大きな魅力かもしれません。
汎用性+快適性
気になる点
飛距離や飛行姿勢の安定感が少し気になったところ。
タックル次第で多少は改善しそうですが、他のメタルバイブと比較してもやや見劣りするポイントです。
また、塗装が剥がれやすいのも欠点。
普段はあまり気にしないものの、ボトムをコンタクトすることも多かったせいか短い期間でところどころ剥げ落ちちゃってました。
”直系”とはいえ樹脂製の70ESと比較するとさすがにレスポンスや操作性では劣るのでしっかり差別化して使い分けたいところです。
飛距離+耐久性
使いどころ
中〜大規模な河川・河口・干潟・港湾など、シャローからディープエリアまで広く使えます。
流れの中でもアクションが暴れすぎず、さらに手前までしっかりレンジを入れてトレースできるのも特徴。
従来のレンジバイブでは探りきれないゾーンはもちろん、他のメタルバイブだと見切られやすい状況にもおすすめです。
河川/河口/干潟/港湾
まとめ
今回は、バスデイの「レンジバイブ70 アイアン」を紹介しました。
飛距離や耐久性など気になる部分はありますが、レンジバイブ愛好家なら持っておいて損はないメタル製ならではの良さとアクションを受け継いだモデルです。
