シーバスを狙う上で、年間通して欠かすことができないバイブレーション。
たくさん使うからこそ、そこに”快適性”を求める人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は2023年にアピアからリリースされたバイブレーション「アップライジング70」を紹介します。
スペック

| サイズ | 70mm |
| ウェイト | 14g |
| タイプ | シンキング |
| レンジ | - |
| フック | #6 |
| リング | - |
特徴
内田聖氏がプロデュースしたアピアの小型バイブ「アップライジング59」のサイズアップモデル。
ストレスフリーな使用感と操作性にこだわった本作は、オリジナルモデルを踏襲しつつ多くの試作とテストを繰り返して完成。
成形ウェイト、ボディ、ラインアイといった各ポイントを突き詰め、最適なバランス設計と洗練されたデザインが特徴となっています。
バイブレーションにとって欠かすことのできない安定した飛行姿勢と飛距離の実現はもちろん、長時間の使用でも負担の少ない巻き抵抗の軽さが持ち味。
同時にリリースされたヘビーウェイト「70H」よりも4g軽い「70」は、シャローエリアや止水域などで幅広く使えるスタンダードタイプです。
インプレ
プレビュー
今作は、高い性能とデザイン性が魅力のメガバスのプライベートブランド「ito ENGINEERING」とコラボ。
アピアのバイブレーションとしては最も中心に据えられる本格派と言っていいでしょう。
とりあえず、公式の商品説明文はビギナー目線で見るといまいち何言ってるか分かりにくいんじゃないかなって感じます。
形状は至ってシンプルながらアピアらしいスタイリッシュなデザイン。
ただ、手に取るとフロント部分にスッと重みを感じるほど成形ウェイトがあるのが明確にわかります。
ちなみに「アップライジング70」は黒い目が特徴です。(70=ブラック/70H=レッド)
レビュー
飛距離はPE1号で50m程度とそこそこ飛びます。
飛行姿勢も悪くないし、多少の風にも影響されにくいため充分使えます。
着水から頭下がりに素早く沈下、着底もわかりやすいのが特徴。
立ち上がりが素晴らしくレスポンスも非常に良好。
軽快な巻き心地ながら水受けも良いため、程よい抵抗感と波動を感じられます。
アクションは、タイトピッチで控えめなアピール力。
前傾気味の姿勢でキビキビと泳ぎます。
ファスト〜スローあるいは緩急をつけたリトリーブにも対応し、ロッドアクションを入れた際にも軽い入力操作でダートしてくれます。
浮き上がりは早い方なので、手前にある根掛かりポイントを避けたい場面でも有効。


良い点
コンセプト通りの軽い巻き心地でアクションもしっかり感じられるので誰でも使いやすいです。
また、高レスポンス設計でスピード域も広く、体高を活かしたダート時の平打ちアクションもおすすめ。
前方ウェイトなため、一般的な樹脂製バイブよりも沈下の速さ、着底感度の高さ、根掛かりしにくさがポイント。
飛距離も申し分なくボディもそこそこ頑丈なバイブレーションという印象です。
低抵抗+汎用性
気になる点
思ったよりもテーリングしやすくトラブル率がやや高めでした。
アクセント的に入れるリフト&フォールくらいなら問題ないですが、ロッドワークを多用しているとトラブルでタイムロスになるかもしれません。
トラブル率
使いどころ
河川、河口、干潟など多くのフィールドに対応します。
沈下もわりとスピーディーなので、シャローエリアでは中層以下の広いレンジをテンポ良く探れるのも強み。
大きな弱点もなく疲れにくいので、デイゲームの長時間釣行やランガン撃ちではかなり使いやすいと思います。
河川/河口/干潟/港湾
まとめ
というわけで、今回はアピアの「アップライジング70」を紹介しました。
正直なところめちゃくちゃ惹かれる部分はなかったし、ちょくちょくテーリングを誘発させてしまう僕の手には余る代物でした。
とはいえ、シックなデザインで巻き疲れもしにくく、ただ巻きに優れた誰でもどこでも使えるスタンダードバイブだと思います。
その他おすすめルアー
バスデイ「レンジバイブ70ES」
1g重いだけで、スペック的にはほぼ同じなバスデイの名作樹脂製バイブ。
ただ、ウェイトバランスに違いがあり、飛ばす・沈める・ただ巻きにこだわるならアップライジング。
ナチュラルなアクションにくわえ、なんでもOKな総合力ならレンジバイブかなという印象です。
あくまで好みの問題ですが、どちらも汎用性がある王道タイプなので持っておいて損はないですね。

