【シーバス初心者向け】コスパの良いルアーの揃え方

セレクション

ルアーフィッシングを始める際、ロッド(竿)やリールといった道具に加えて必要になるのが擬似餌であるルアー。

近年、ルアーフィッシングのニーズも高まったことで実に多種多様なシーバスルアーが存在しますが、どれを買うべきか悩む人も少なくないかもしれません。

また、できることなら経済的かつ効率の良く揃えて釣果に繋がれば最高です。

そこで、今回は筆者の経験から初心者におすすめのコスパの良いルアーの揃え方について紹介します。

ルアーの予備知識

実際にキャストするルアーが違うだけで釣果がガラッと変わることもあるため、購入する前にそのルアーにどういった特徴があるのかざっくりでも理解しておくのがおすすめ。

例えば、ダイワのシンキングペンシル「スイッチヒッター85S」は圧倒的な飛距離が特徴ですが、「スイッチヒッター85S-LV」は、飛距離で劣るかわりに水平姿勢で魚に見切られにくく浅いレンジをアプローチできる特徴があります。

以下では、ルアーの種類別特徴や表記の見方について解説しています。

それぞれ差別化できれば、釣り場で臨機応変に対応できるだけでなく”ルアー被り”も無くなるのでかなり効率的に揃えることが可能です。

ルアーの揃え方

メインルアーを揃える

効率良く揃える際はできるだけバリエーションを意識しましょう。

使ううちにそれぞれの違いに気づきやすく上達も早くなるので、現状、手持ちのルアーで釣果が出ない人も改めて選定し直すことで良い結果に繋がるかもしれません。

  • サイズ
  • ウエイト
  • タイプ
  • 潜行レンジ
  • アクション
  • カラー

ルアーを一つ挙げても上記のような特徴があり、それぞれ差別化していけばかなり多岐にわたります。

とはいえ、最初からこんなに細かくルアーを分けて揃える必要はないし非効率的なので、最低でも基本となる3種類「ミノー(フローティングタイプ)」「シンキングペンシル」「バイブレーション」を揃えましょう。

そこから自身の通う釣り場の特徴を考えて、徐々にサイズ、タイプ、潜行レンジなど特徴の異なるルアーを揃えると効率的です。

小〜中サイズに絞る

シーバス用ルアーのサイズは5cm〜15cm程度のものがスタンダードで、各メーカーから販売されている多くもこの範囲でラインナップされています。

しかし、基本的にはルアーのサイズが大きければ大きいほど大型シーバスが狙えるものの釣れる確率は下がり価格も高めです。

釣り場やシーズン、タックルにもよりますが、はじめのうちは比較的どこにでもいるイワシやイナッコ、マイクロベイト等に合わせやすいオールシーズン向きなルアーが釣果率も高く扱いやすいのでおすすめです。

  • ミノー:50mm〜120mm
  • シンペン:50mm〜120mm
  • バイブレーション:8g〜20g

ポイントを厳選する

釣果をあげる際に最も重要なのが釣り場の選定です。

筆者も最初の頃は釣り場の特徴がわからず、釣れずに根掛かりを繰り返していましたが、事前に調べておくことでその場に適したルアーが絞りやすくなり、通い込むことで細かな変化や特徴に気付いてルアーロストの減少にも繋がるはずです。

昨今、釣具屋やネットでは実績ポイントが紹介されていたりするので、まずはアクセスしやすい身近な場所から2〜3ヶ所に絞って調べてみましょう。

実際に足を運んで観察してみてもいいですし、「グーグルアース」などの航空写真からそのポイントの特徴などを大まかに把握することもできます。

同じポイントでもシーズンや天候、時間帯や潮汐などで状況が様変わりしてしまうので、慣れるまではできるだけ根気強く通い込むことが大切。

大場所メインならサイズ、アピール力、飛距離を重視し、小場所メインならスレにくく操作性の良い小型のミノーやシンペンを重視しましょう。

おすすめ購入術

中古ルアー

中古釣具店やフリマサイトを活用してルアーを購入すれば、定価の半額近い価格で揃えることもできます。

ただし、本体やフックの状態が悪いものも多く、小さなヒビ割れや内部の重心移動不良などパッと見では判断できないものもあるのでしっかりとチェックおく必要がありますね。

稀に希少品や廃番品などを入手できるのも中古市場のメリットです。

セール品

店頭やネットではセール品として値下げされているルアーも多くあります。

定番ルアーの売れ残りや不人気カラーなどが多いイメージですが、新品を手頃な価格で安心して使用できる点では非常におすすめです。

シーバス釣りのオフシーズンにあたる厳冬期やタイムセール期間などもこまめにチェックしておくとさらに安く購入できるかもしれません。

まとめ

というわけで、今回はシーバスルアーのコスパの良いルアーの揃え方についてご紹介しました。

購入にあたって、あらかじめルアーの種類や特性、実際に行く釣り場まで想定しておくことができれば必要なルアーを効率的に揃えることができますね。

今では筆者も「このポイントではこのルアー」という答えがいくつかありますが、実戦を積み重ねていくことでそれぞれに適したルアーが見つかるはずです。