"エルジャーク"で人気のエルドールが一口サイズになって新登場。
なんとなーく少食気味なこの時期のシーバスにとってはまさに食べ頃なサイズとなり、小場所やシャローゲームをより一層楽しくするアイテムとして我々アングラーの期待も高まります。
そこで、今回は2026年にアピアからリリースされた「エルドール85SSL」を紹介します。
スペック

| サイズ | 85mm |
| ウェイト | 10g |
| タイプ | スローシンキング |
| レンジ | 10〜50cm |
| フック | #8 |
| リング | - |
特徴
「エルドール115F」のダウンサイジングモデルとなる、速い・太い流れの中でも使いやすいシャローミノー。
シリーズならではの独特なリップとシルエットから、クロス〜ダウンクロスに入っても適度なウォブンロールで魚に違和感なくアピール。
また、アピア独自の重心移動機構「リニアエンジン」を搭載したことで、見た目以上の飛距離・立ち上がり・泳ぎの安定性を発揮し、オープンエリアのサーチにも貢献するオールラウンダー。
代名詞とも言えるジャーキングでは、左右へ鋭くダートしながら時折上方向へのイレギュラーな動きも見せることでリアクションバイトを誘発。
従来のフローティングから水馴染みの良いスローシンキング設計にしたことで、軽量・小型化してもしっかりと水を噛みながら安定した泳ぎを見せ、春の小型ベイトパターンを中心に年間通して使いやすいモデルといえます。
インプレ
プレビュー
いつしかジャークメソッドでブレイクしたエルドールが今回ダウンサイズ化して登場。
通称"チビエル"は、ただの小型化に留まらず。
この小さいボディにリニアエンジンが搭載されたことで進化版とも言えるモデルでしょう。
ヘッドから突き出るように伸びる扇形のリップが特徴で、流線型に近い全体のシルエットは空中・水中のどちらでも抵抗を軽減してくれそうな印象です。
とはいえ、手に取った感じでは10gらしい軽量感があり、115F以上に手返しの良さやテクニカル面で期待せざるを得ません。
というわけで、パイロット生産限定カラーを何度か使ってみての簡易的なインプレッションになります。

レビュー
飛距離はPE1号で45m程度。
キャストは非常に軽快かつ飛行姿勢も安定しやすく、まっすぐ飛ぶことでさらに伸びを感じます。
似たようなスペックのミノーと比較しても+5〜10mくらいは飛ぶ印象ですが、そもそも軽いので風の影響は受けやすいです。
アキュラシーも高いため、逆にピン撃ちなどは思ったより伸びすぎてぶつけてしまわないよう感覚的な修正が必要ですね。
着水は控えめで、スローシンキングらしくかなりゆっくりと水平姿勢でフォール。
立ち上がりは、ルアーのわずかな傾きでウェイトが戻りやすく、軽快な巻き出しとレスポンスは及第点以上。
アクションは、水平スイムなロール主体のウォブンロール。
ややタイト・ハイピッチ以外は至って癖のない感じでしょうか。
巻き感は、軽快で低抵抗。
とはいえ、リップの効果からクロス〜ダウンクロスに至れば充分な感度が得られます。
アクション域は、ファスト〜デッドスローまで広いスピード域に対応。
得意のロッドアクションでは、ゆったりめのジャークが良好でロッドをやや下げ気味にすると水面直下をキープしやすくなります。
テーリングなどのトラブル率は普通といった感じで、たまーに絡むけど気にならないレベルですね。
釣果・使用感など今後も更新予定です。
良い点
飛距離やアクション域の広さは、従来の小型シャローランナーよりも優れているチビドールの強み。
また、ダウンクロス向きなナチュラルアクションにくわえて上ずらない水噛みの良さ、さらに水面直下をダートでも誘えることから、リップレスミノーとジャークベイトの強みをブレンドしたような印象です。
飛距離+操作性+"エルジャーク"
気になる点
とくに気になった点はとくにありません。
-
使いどころ
小〜中規模な河川・河口・干潟などで使いやすいルアーでしょう。
とくに、メーカーが謳う"速い流れ・太い流れの中でも使いやすさを発揮する"ように、浅い流入河川の流れ込みや水門の放水時などで使ってみたいですね。
小型ミノーでは届きにくい一本奥の橋脚やストラクチャー際へもダウンクロスで入れてスローリトリーブやジャークで誘うのも楽しそうです。
河川/河口/干潟/港湾
まとめ
今回は、アピアの「エルドール85SSL」を紹介しました。
飛距離とダウンクロスの安定感、さらに"エルジャーク"が持ち味の”チビドール”は、サーチからピン撃ちまでこなせる芸達者なシャローミノーです。