メガバスの”ハチマル”でお馴染みのX-80シリーズ。
シーバスアングラーには「X-80SW」で広く知られる名作ミノーですが、ハチマルにはそれらの特徴を継承したサイズアップモデルが存在します。
そこで、今回は2013年にメガバスからリリースされた「X-80マグナム」を紹介します。
スペック

| サイズ | 115mm |
| ウェイト | 18g |
| タイプ | シンキング |
| レンジ | - |
| フック | #6 |
| リング | - |
特徴
”ハチマル”の生みの親である伊藤由樹氏が送り出した次なるレジェンド。
シャイナーボディフォームはそのままに、全長を115mmまでアップさせたことで、シーバスを刺激するベイトライクな動きと強烈な波動を実現。
超高比重・小径タングステンバランサーによる「トリプル重心移動」は、かつてないほど圧倒的なキャスタビリティを発揮し、「X-80SW」では探りきれなかったオープンエリアを攻略できます。
大型シーバスを確実に仕留める3本のフックと高いアピール力が魅力のマグナム級のハチマルです。
インプレ
プレビュー
ヘッドは「X-80SW」と遜色ないものの、テール部がスラリと伸びた115mmのマグナム。
内部には低重心化に貢献するバランサーと3つのタングステンボールがある重心移動タイプ。
ボディ自体は軽量ながら、これらが後方に動くことでずっしりとしたウェイト移動を感じることができます。
レビュー
飛距離はPE1.2号で60m程度。
キャストフィールは軽快で、まっすぐ飛べば昨今のスタンダードミノーに劣らないの飛距離を発揮します。
着水後は水平気味にかなりスローな沈下。
フィールドにもよりますが、テンポ良く深いレンジを探れるタイプではないです。
立ち上がりは一度ロッドを煽ってウェイトを戻す作業が必要ながら、その後は巻きの軽快さもあって泳ぎ出しは素晴らしいです。
アクションは、タイトロール主体のハイピッチウォブンロール。
ブリブリと泳ぎながらも巻きの重さはそこまでなく、メインルアーとしても使い続けられるでしょう。
潜行深度はX-80SWと同じ1.5m前後。
アクション域は、ファスト〜スローまで幅広いスピード域に対応します。
マグナムといえばジャーキングで、体高のあるボディと低重心設計を存分に発揮したキレのある平打ちダートは絶品級。
軽めの入力でも充分アクションしてくれるので、タックルや使い手を問わずジャーキングしやすいミノーです。

「X-80マグナム」での初フィッシュは、当時、慣れないジャーキングで初めて釣れた一本。
いやあ、下手くそでもマグナムなら釣れるんかと思いましたね。
良い点
飛距離・操作性・快適性など、どれをとっても穴がないバランスの良さがあります。
とくに、ジャークの軽快さやレスポンスは秀逸で、波動やフラッシングによるアピール力の高さが魅力。
ロッドの入力角度や力感にもルアーが柔軟に対応し、疲労からジャークが雑になってもこれほどしっかり平打ちダートしてくれるのは流石という感じ。
また、ダウンクロスからでも引きやすく強烈にアピールできるのも特徴です。
ただ巻き時は、手元にアクションが伝わりやすいだけでなく、115mmという絶妙なサイズ感から巻く・止めるといった瞬時の動作をスタンダードミノー以上に行いやすい点もありますね。
今後、LBO化の可能性もありますがウェイトボール式でもまだまだおかっぱりで存在感を発揮してくれるでしょう。
総合力+平打ちダート
気になる点
ボディ形状からか、一般的なミノーよりもやや風の影響を受けやすいです。
また、沈下がかなりスローなので沈めてテンポ良く探りにくい、アクションの性質上スレやすいといった点は留意したいですね。
堅牢性も気になるところですが、幸いまだ破損はなし。
スレやすさ
使いどころ
中〜大規模な河川・河口・干潟・港湾などでおすすめ。
これまで「X-80SW」では届かなかったオープンフィールドにアジャストでき、ハイシーズンのナブラ打ちや離れた明暗攻略などにも効果的なデイ・ナイト問わず活躍できるアイテム。
サーチベイトとしてもありですが、どちらかといえばタイミングやスポットを絞って一発を狙うというのがいいかもしれません。
フックチューンも1サイズアップ可能で、サワラにも実績の高いバーサタイルなミノーです。
河川/河口/干潟/港湾
まとめ
今回は、メガバスの「X-80マグナム」を紹介しました。
ハチマルシリーズらしい強烈なアピール力は一長一短ですが、軽快なジャークで魅せる平打ちダートは誰が使っても使いやすい垂涎ものです。
その他おすすめルアー
シマノ「ワールドミノー115SP FB」
115mm/17gとスペックがかなり近いサスペンドタイプのミノー。
シマノのバス用ブランドから発売されているだけあって抜群に軽快で、ただ巻きからジャークまで自由自在に操作可能です。
”ワールドミノー”の名の通り、魚種を問わない超万能ミノーとして使い勝手の良さがあります。
