シーバスルアー釣りは簡単?難しい?こんな初心者におすすめ

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「本格的に釣りを始めたいけど、どんな魚をターゲットにするか悩む。」

「シーバス釣りを始めたいけど難易度が知りたい。」

「どんな人におすすめ?」

今回はシーバス釣りにチャレンジする際の疑問に対して、ルアーフィッシングは簡単なのか?難しいのか?。

あるいは、こんな人におすすめというポイントを、年中シーバスを専門に釣りをしている僕自身の観点から紹介していきます。

シーバス釣りの難易度

結論から言うと「やや難しい」です。

ルアー釣りは自由度が高く手軽に釣りができる反面、釣果の安定感ではエサ釣りに劣り、シーバスが釣れる時間・場所の選定、ルアーセレクト、ルアー操作などはある程度の経験やスキルが必要で、シーバス独特のエラ洗いやランディングなど釣り上げるまでに臨機応変な対処も求められます。

また、日中に比べて朝・夕・夜間が釣りやすいものの視界が悪くルアーのキャストや操作はもちろん安全面でも危険度が高まります。

生活スタイルの合わせにくさも含めて、釣行には一定のハードルの高さがあると言っていいでしょう。

一方、シーバスは都市部や港湾部など身近なポイントでも大型サイズが狙いやすく、アクセスの良さを活かしてカジュアルかつスタイリッシュにできるのが魅力。

春・秋のハイシーズンや濁りの効いた高活性時であれば容易に釣れてしまうこともあるため、初心者が始めるには絶好のタイミングといえます。

近年の傾向

ここしばらく見られるのが、「釣り人口」「釣り場」「魚」の3つの減少が挙げられます。

これはメリット・デメリット両方ありますが、相対的に見て年々釣りにくくなっていることは僕自身の感覚としてもあり、気候変動も重なり傾向が読みづらいため初心者がすぐに釣果を上げるのは年々難しくなっている印象ですね。

(この点は、漁獲量規制が改善されれば数年で回復すると思います。)

逆に、ネット化社会によりリアルタイムの天候やマップの詳細はもちろんシーバスに関する情報やスキルなどを得やすくなったことで「こうすれば釣れる」というアプローチがほぼパターン化され、未経験からでも動画やSNSをうまく活用すれば格段に釣果やスキルアップに繋げやすくなりました。

くわえて、釣具全体の質の向上がみられ、手頃なエントリーモデルでも充分と言えるほど快適な釣りが可能です。

(海外市場は年々需要が伸びており、なかでも国内大手メーカーの釣具は非常に評価が高いです。)

シーバス釣りの魅力

ここまで難しそうと感じるかもしれませんが、それらのプロセスを経て魚を釣ったときの感覚はとても貴重な体験だったりします。

なかでもシーバス釣りはゲーム性が高いことで知られ、シーズンや釣り場ごとに全く異なるアプローチが求められるのが魅力。

ルアーやメソッド(釣法)の豊富さはもちろん、毎回その状況での最適解を模索しながら思考を巡らせることがビギナーからベテランまで楽しめる要素です。

また、近郊に潜む不意の大物のバイトや水面から飛び出すエラ洗いなど、手軽にエキサイティングな瞬間を味わえるのも人気の理由でしょう。

こんな人におすすめ

  • 集中力が高い
  • 探究心が強い
  • 考えるのが好き
  • カジュアルorスタイリッシュ志向
  • 休日は一人でリフレッシュしたい

釣りは、一見すると単調作業や体力勝負というイメージですが、シーバスルアーフィッシングはどちらかと言うと頭を使うことの多い釣りです。

また、毎回仲間と釣りに行けるわけではないので、どちらかというと休日を一人でリフレッシュしたい人ほど向いてますね。

もちろん自然が相手なので毎回釣果には繋がらないものの、その”答え”に辿り着くまでの過程を楽しめる人ほど”シーバスのとりこ”になるはずです。

まとめ

釣りやすさで言えば、シーバスは少しハードルの高いジャンルで業界的にも様々な変化がみられますが、探究心があれば多くの有益な情報を得られるほど個人でも簡単に趣味にできる時代です。

今後もマナーを守った上で、より多くの人が自然の中で釣りを楽しんでもらいたいと思っています。