ただ巻きが基本とされるシーバスバイブレーションにおいて、アクセントとなるのがロッドアクションを入れたダートアクション。
最近では、テーリングしにくくダートに優れたものも幅広く展開されており、なかでもそこに特化したバイブレーションもあります。
そこで、今回はシーバスにおすすめのダート系バイブレーションを厳選して紹介します。
ダートとは
「ダート」はルアーが左右に跳ねるように動くアクションで、ただ巻きに見られる直線的な動きとは異なり、瞬時に横方向へ動くことでシーバスの目線を外し捕食スイッチを入れることが期待できます。
昨今では様々なバイブレーションでも演出可能で、ロッドを煽るように動かすリフト&フォール、ジャーク、トゥイッチといった操作でアクション可能。
ダートは縦の動きだけでなく横方向にスライドしているかが重要で、ここに動きの幅の大きさや入力時の軽快さ・レスポンスの良さがあればかなりダート向きなバイブレーションといえますね。
また、連続あるいは細かいショートピッチなどでロッドを動かしても糸絡みしにくいものほどタイムロスや魚への警戒心を与えにくくおすすめ。
ただ巻きに食わなくなってしまった状況でも、ダートなら一発で食うケースも多いのでぜひ実践してみてください。
おすすめバイブレーション
ダイワ「ミニエント57S」
サイズ | 57mm |
ウエイト | 11.5g |
タイプ | シンキング |
レンジ | – |
フック | #10 |
リング | #2 |
タフな状況でも高い釣果力を発揮する”潰しの効く”樹脂製バイブレーション。
上下左右へ自在に跳ねる「3Dダート」にくわえ、軽快さとトラブル率の低さが持ち味。
アキュラシー性も抜群で、ピンスポットに定位するスレたシーバスにも高い効果を発揮できます。
アイマ「ライキリ70」
サイズ | 70mm |
ウエイト | 15g |
タイプ | シンキング |
レンジ | 0.5m〜2m |
フック | #6 |
リング | #3 |
誰でも簡単にダートを発動できる高い操作性が売りの樹脂製バイブレーション。
わずかにロッドを煽るだけでアクションするレスポンスの高さがあり、ワイドなアクションと食わせの間を作れるスローな沈下も特徴。
ダート時も手元にアクションを感じやすくトラブルも少ないためビギナーにもおすすめです。
ロンジン「ファンキーダート66」
サイズ | 66mm |
ウエイト | 16.5g |
タイプ | シンキング |
レンジ | 0.5〜1.8m |
フック | #6 |
リング | #3 |
安定した飛距離と攻撃性が魅力の樹脂製バイブレーション。
強波動でキレのあるダートによる高いサーチ能力があり、広範囲のフィッシュイーターを刺激するアピール力を兼ね備えています。
前傾気味の姿勢と口元のバンパーシステムから耐衝撃性が高いのも魅力。
邪道「乱牙65」
サイズ | 65mm |
ウエイト | 14g |
タイプ | シンキング |
レンジ | – |
フック | #8 |
リング | #2 |
幅のある超ワイドダートと高いレスポンス性が魅力の樹脂製バイブレーション。
簡単にロッドを煽るだけで初動から横っ飛びし、左右のダート幅もバイブレーションの中ではトップクラスです。
テンポの速いショートピッチジャークにも難なく追従し、トラブルも少ない快適な使用感が魅力です。
邪道「冷音(14g)」
サイズ | 62mm |
ウエイト | 14g |
タイプ | シンキング |
レンジ | – |
フック | #8 |
リング | #1 |
根強い人気を誇るダートに優れた定番メタルバイブレーション。
抜群の飛距離やスピーディーな沈下は当然ながら、メタル製としては圧巻のトラブルの少なさにより長短織り交ぜた連続ダートも自在に演出可能。
キレと軽快さのある「テクニカルホール」、強い波動とレスポンスを活かせる「イージーホール」と、2つのホールアイを状況に合わせて使い分けできます。
まとめ
今回は、おすすめのダート特化型バイブレーションを紹介しました。
どれも優れた個性がありながら、ただ巻きでのアプローチなど基本的なバイブレーションの機能もしっかり併せ持っています。
ぜひ、動かして”釣った”実感をぜひ味わってみてください。