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【VJ-22】インプレ/人気シリーズの中〜長距離モデル

かつて、シーバスたちを恐怖に陥れたルアー「VJ-16」。

そのアクションは”シーバスのえさ”と形容されるほど、フィッシュイーターにとってこれほどまでに厄介な擬似餌はないでしょう。

そんな定番シリーズの第二弾にあたるのが22gのサイズアップモデル。

今回は、2017年にコアマンからリリースされたバイブレーションジグヘッドワーム「VJ-22」を紹介します。

スペック

サイズ110mm
ウェイトHead:22g/Worm:4g
タイプシンキング
レンジ3m〜
フック#10
リング#1

特徴

シーバスデイゲームを席巻する代表的シリーズのウェイトアップモデル。

多くの経験によって導き出されたオリジナルのジグヘッド+ワームの組み合わせによって、ボディ全体が絶妙に揺れる艶かしいアクションを発動。

見切られる・バラすといった従来のジグヘッドワームの課題を、バイブレーションアクションとフッキング率の高い細軸トレブルフックによって高い釣獲力へと昇華。

飛距離はメタルバイブ並みのぶっ飛び性能を誇り、広範囲のスレたシーバスもバイトに持ち込ませることのできる性能を誇ります。

VJ-22は、スタンダードなVJ-16では難しかった3m以深のレンジ攻略を得意とし、さらにフィールドの幅を開拓できるアイテムになるでしょう。

インプレ

プレビュー

全体的なシルエットは、細長い流線型のようなデザイン。

曲線的なヘッドにシャッドテールワーム「アルカリシャッド(90mm)」が連結されており、飛行中やスイム中においては抵抗を受け流すような形状になっています。

そんなVJを語る上で外せないのが機能的なジグヘッド。

トレブルフックが2本、それぞれが干渉し合わないよう充分な間隔が取られており、一般的なルアーと同様のやり方でフック・リング交換が可能。

ワーム交換もヘッドへまっすぐ刺すだけというお手軽さから、従来のジグヘッドが苦手な人にはかなり高評価なポイントでしょう。

また、セッティング後も抜けにくさを考慮した凹凸のワームキーパーなど、これまで多くのアングラーが感じてきたあらゆるストレスを一挙に解消しうる画期的な仕組みといえます。

パッケージ製品にはスペア用のワームが一本付属しており、一度の破損ならすぐに交換ができます。

レビュー

飛距離はPE1.2号で70m程度。

VJ-16よりも+10m近く飛ぶのはもちろん飛行姿勢がより安定しており、風の影響も受けにくい印象です。

着水後、フリーフォールでは頭下がりでファストに、テンションフォールでは水平姿勢でスロー気味な沈下を見せます。

着底感度はそこそこで、メタルバイブよりもやや鈍い感触。

巻き出しはやや重めながら、テールは低速域からアクションしてくれます。

アクションは、水平姿勢のフラッタリングロール+バイブレーション。

安定感のある泳ぎから時折フラつく"千鳥アクション"が持ち味で、このメリハリにくわえてナチュラルな姿勢・波動はVJならではといえます。

また、巻き速度を上げることでアクションがワイドになりテールによる水の攪拌も大きくなります。

巻き感は、ウェイトと抵抗感があるものの重すぎない程度。

個人差はありますが、投げ続けても意外と疲れません。

アクション域は、ファスト〜スローまで広く対応。

どちらかといえばスローに見せて食わせる方が個人的には好みで、低活性時などはデッドスローやラインに任せて流しても問題なく釣れます。

基本はただ巻き向きのオートマチック型ながら、リフト&フォールといったロッドアクションにもそこそこ対応します。

ただ、ラインテンションを抜くとテーリングしやすい点には注意しましょう。

というわけで、眠っていたVJ-22を久々に引っ張り出してきました。

ボトムからなるべく離さずストップ&ゴー。

GO。

ズズゥウ

GO!GO!GOー!

でっあっいっはー、おっくせんまんのぉー♪

良い点

寄せて食わせるなら一級品ともいえる、水平姿勢のナチュラルで強烈なアクションが魅力です。

100%ハンドメイドのアルカリシャッドは唯一無二の柔らかいワーム素材で、プラグ系や鉄板系あるいは従来のワームすら食わないシーバスにもおすすめ。

シーバスが吸い込みやすくフッキングしやすいこと意識した、柔らかいボディ・独自のジグヘッド・細軸トレブルフックなどなど、一本のシーバスを確実に釣るための緻密な工夫が盛り込まれています。

VJ-22は、16と遜色ない使用感ながら広範囲や下のレンジを狙えてアピール力・安定感も高いため、ホームエリアによってはこちらが登板機会が多くなるかもしれません。

ていうか、控えめに言っても反則的なルアーですね。

飛距離+アクション+汎用性+フッキング率

気になる点

フックが細くサイズ狙いは不得意なので、不意の大型シーバスや外道には注意が必要です。

ワームも柔らかいため比較的耐久性は低く、ジグヘッドの塗装劣化や損傷、さらに価格面でのコスパも人によっては気になるでしょう。

また、スイム姿勢や形状的にもかなり根掛かりやすいタイプのルアーです。

耐久性+ロスト率+価格

使いどころ

中〜大規模な河川・河口・干潟・港湾・サーフなどかなり幅広いフィールドで使えます。

水深3m以深が得意ですがシャローエリアも対応可能で、ベイトはイワシ、ハク、稚鮎、ハゼパターンなど、オールシーズン向きでデイ・ナイト問わず高い実績が期待できます。

16はボイル中の比較的うわずった魚も食わせやすいですが、22は水面がモヤっとする程度の中層・ボトム狙いで投入するのがいいでしょう。

また、VJの裏技としてワームセッティング時に深くまで刺し込まず少し隙間を開けるとスイムが変化します。

注意点としては、ワームの損傷やズレによってスイムバランスを崩しやすいのでこまめにチェックしましょう。

河川/河口/干潟/港湾/サーフ

総評

フックやワームの強さ・耐久性が弱点ながら、それを補って余りあるリアルなアクションと高い釣獲力が魅力のバイブレーションジグヘッドワームです。

ワンタッチのワーム交換は実釣においてもストレスやタイムロスを減らし、VJ-16よりもさらに下のレンジを狙えるVJとして多くのアングラーが満足できる仕上がりといえます。

おすすめ度

:4.5

釣獲力ではトップクラスの中〜長距離型VJ

その他おすすめルアー

コアマン「アルカリシャッド」

コアマン純正の交換ワームで、VJ-22は90mm(旧:CA06デカカリシャッド)が適用されてます。

もちろん、コアマンのジグヘッド「PH(パワーヘッド)」や「DH(ダートヘッド)」による従来通りの使い方もでき、6本入りで用途を選ばず使い回せるのがメリットです。

コアマン「VJ-16」

超定番のスタンダードサイズで、シーバスゲームでは最も汎用性の高い16gモデル。

VJ-22より一回り小さいシルエットとアピール力から、より浅いフィールドや食い渋るシーバスにも有効です。

  • この記事を書いた人

Yuki

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