シーバスルアーの中でも使いどころや扱いが難しいとされるトップウォータープラグ。
みなさんの中にも苦手意識や興味はあるけど難しそうと感じる人も多いかもしれません。
そんなとき、ただ巻きでも動かしても使える万能系ルアーは大きな魅力。
そこで、今回は2017年にブルーブルーからリリースされたポッパー「ガボッツ65」をご紹介します。
スペック
サイズ | 65mm |
ウエイト | 6g |
タイプ | フローティング |
レンジ | 0〜5cm |
フック | #10 |
リング | – |
特徴
ブルーブルーの人気シリーズ「ガボッツ」の最小モデルとして当時発売された65mmサイズの”スイミングポッパー”。
ポッピングアクションをはじめ音や泡を発生させるポッパーとしての機能を持ちながら、ただ巻き時はミノーとしてのスイミングや引き波アクションを兼ね備えるシリーズ特有の万能さが持ち味。
潜りすぎないことで常に水を纏う見切られにくさがあり、止水域や激浅のシャローエリアでも非常に有効です。
65モデルは、シーバスだけでなくチヌやメバルなど様々なターゲットを視野に入れたサイズで、夏を中心にあらゆるフィールドで多彩なアクションが楽しめます。
インプレ
ウェイクベイトのような見た目が印象的なガボッツは、筆者も昔のメインフィールドでいろいろと助けてくれた夏の思い出ルアー。
シーバスルアーとしてはかなり軽量・小型な部類なだけに、より快適に扱う際はティップの柔らかいライトロッドが最適かと思いますがMLくらいまでなら充分対応可能でしょう。
飛距離は20〜30m程度で範囲は限られますが、ガボッツシリーズ中では見切られずに食わせやすいモデル。
基本となるただ巻きでは、カラカラと中低音サウンドを鳴らしながら引き波系ローリングアクションでアピールし、リトリーブ速度やロッドポジション次第で頭を下げて水を纏いながら水面直下ギリギリを泳がせることもできますね。
ポッピングでは「シュボッ!」と控えめな音と泡を出してスプラッシュやダイブします。
また、ドッグウォークも可能ですがスライドはぜず首を振りでアピールするタイプ。
主にこのただ巻き+ポッピング+ドッグウォークを織り交ぜながら誘うのをベースに、その他にもドリフトやシェイクリトリーブ、連続トゥイッチの平打ちアクションなど水面で遊ぶには申し分ない多芸っぷり。
最悪、釣れなくても楽しいと感じてしまいますが、状況にハマればスレきるまで釣れるルアーです。
流れに漂わせているだけでも「カラカラ」と鳴るサウンドはそれなりにアピール効果があるので、アップクロスの着水後に一発スプラッシュを入れてから流しつつターンの瞬間のトゥイッチできっかけを作るなど、通常のポッパーやウェイクベイトでは難しいガボッツならではのアプローチができるのも魅力。
また、スイミング性能によりポッピング直後の瞬間も”泳いでいる状態”を演出できるため、より違和感を与えにくいと感じます。
こうした、ブルーブルーらしい楽しめる要素や稀有な特徴は筆者的にもとても嬉しいポイントです。
良い点
「これ1つでOK!!」とパッケージにある通り、トップウォータープラグはガボッツのみである程度カバーできてしまいます。
筆者もルアーケースを開きながら「上はとりあえずガボッツありゃいいか」「他選ぶの面倒やしガボッツでええわ」的な勢いで他のレンジにもう一、二枠開けられるのは地味にありがたい。
もちろん、従来のポッパーやペンシルベイトやウェイクベイトでさらに釣果を伸ばせるときもありますが、こうしたルアーに苦手意識やバリエーションの少なさを感じる人、あるいは煩雑なルアーセレクトを避けたい人にとっては一括でこなせるピッタリなルアーでしょう。
その他にも、ウィードの上や障害物の隙間を通せるレンジとサイズ感も魅力なので、他のルアーでは難しい激浅のピン撃ちにも使えます。
さらに見切られにくくなった水面のオールラウンダー
気になる点
シーバスルアーの中でもかなり軽量かつテクニカル志向なため、スタンダードなタックルではやや扱いにくく、操作にコツも要るのでティップが柔らかくないと繊細なアクションも出しにくいです。
もちろん飛距離や風にも弱く速巻きにも不向きといったウィークポイントもあるので、凪いだ水面でじっくりアプローチする方が断然おすすめです。
また、バイトの勢いにルアーが弾き飛ばされやすいのも注意。
ロストの心配も少なく1個あれば長く使い続けられますが、同じカテゴリーのルアーと比較して高価なのが残念ですね。
価格が高め
使いどころ
河川や干潟といった水深の浅いエリアはかなりマッチしやすく、とくに65モデルは春〜夏のハクパターンでは抜群の実績があり真夏のトップゲームや秋のハイシーズンにも活用できます。
先発ルアーとして広範囲を満遍なくアピールしたり、着いているスポットへピンポイント撃ちするのも効果的ですが、「表層ボイルで釣れない」という初心者が最も苦戦しやすい状況こそおすすめ。
トップ系の強みである見切られにくさにガボッツの万能さを活かしたアプローチは目の肥えたシーバスをかなり騙しやすいです。
快晴無風、流れが緩慢、水がクリアなど、釣れそうで釣れない状況に投入してみましょう。
おすすめ:河川、干潟、港湾
まとめ
というわけで、今回はブルーブルーの「ガボッツ65」をご紹介しました。
ただ巻き+水面アクションの万能さはトップウォータープラグの入門にも最適で、シーバス以外にも幅広いターゲットで遊べる汎用性も魅力ですね。
そこそこ高価ながら一本で何役もこなせるスペックがあるので、使いこなせばかなりお得と感じられる”スイミングポッパー”です。
いわゆる”王道系”や”特化系”を求める人にはおすすめできませんが、万能かつ多彩なルアーで楽しみたい人にはピッタリなので、ぜひガボッツで水面爆発のエキサイティングなシーバス釣りを味わってみてください。